言葉は常に変化していっているので、新旧共にメジャーな時って迷う事がありますよね。
特にカタカナ用語は、時代による変化が激しいです。ほんと困りますよね。
インターネットが定着すると共に目にするようになったのが、長音記号の省略です。
サーバーと書かず、サーバと書いたり、メモリーと書かず、メモリと書いたりです。
工業系の企業では、省略する場合が多いです。
その他の企業では、省略しません。
すなわち、エンジニア以外で省略する人は稀です。
IT系はどうかと言うと、察しの通り一般とは異なることが好きなオタクが多いので、中小企業では省略が多いです。
どっちが正しいか?と言われると、「省略しないのが本来だが、省略するのはJISで認められているので間違いではない。」になります。
JIS Z8301により、「略しても謝りでない」としています。
どっちでもいいよってことですね。
国語としては、「原則略さない」となっています。
上記が決まったのは21世紀になってからです。
それまでは、略すのは工業系の人だけで、一般人が目にすることはありませんでした。
20世紀のJIS Z8301では、略すことになっていたからです。
それがネットにより一般に広まって混乱が発生したため、「原則略さない」で再度決めた感じです。
あと、IT系企業は普通略すって言う人を良く見かけますが、間違ってます。
マイクロソフト:略さない
IBM:略さない
アマゾン:略さない
ソニー:略さない
NEC:略す
富士通:略す
日立:略す
国内工業系は、昔からの伝統で略しています。
ネットで発言する人の素性は偏っているため、どうしても省略を多く見かけるってだけです。
私の場合は?
字数少ない方が楽なので、気にする必要の無い時は略しています。
正式な場では略しません。