2017年10月10日火曜日

技術用語。外来語や、英単語の読み方

外来語の多くはドイツ語です。
かつてドイツが世界一の技術大国だったからです。
日本はドイツから大量の技術書を輸入しました。
なので、ドイツ語が多いのです。
※英語も、ドイツ語由来が多くあります。

最近は英語化の波が押し寄せていて、大変カオスです。
ドイツ語派と英語派に別れてるため、使い分けなけらばなりません。

ベクトル:ベクター
ヌル:ナル  ※アメリカ英語はノウですけど。

一番カオスなのは、表記は英語のスペルで、読みはドイツ語というのもあります。
ドイツ語が先に広まって、英語の発語が広まっていない状態です。
有名なのは、「テーマ」。
英語スペルの theme(シーム) と書いて、テーマ(thema)と言う人が大半だと思います。
こういうのは日本語に翻訳してしゃべってると思えば良いと思います。いちいち気にしない。

英語の読みについて
英語をカタカナ表記する場合に、恥ずかしい突っ込みをする人が稀に居ます。
英語をかじった人が、それは正しくないと言い出します。
そういう人は、英語を勉強する前に、日本語を勉強してください。
英語をしゃべってるのか、日本語をしゃべっているのか、ちゃんと使い分けましょう。
日本語をしゃべっている時に、アメリカ式発音なんかどうでもいいんですよ。

warning
これ、日本人ならワーニングと読みます。
これを間違いと言う人もいますが、ワーニングで合っています。
英語をしゃべる時は、英語の発音をしてください。どうでもいいです。
何故ウォーニングではなくワーニングで広まったか?
ウォなんて書き方、昔は日本語に無かった。 ただそれだけです。
戦争のwarも、昔はウォーではなくワーと表記/発音しました。
同様に、アワード、ワープ、ワーナーなどがあります。アワードをアウォードと書く人を見た事がありません。
いずれも正確にはワ(ウァ)とウォの中間の発音でしょうか?

ping
ピングです。 英語でもピングと発音します。
なのにピンが正しいと主張する人が後を絶ちません。
まぁ、英語の早口ではピンのみでグを飲み込んじゃいますが。
英語は日本語と違って発音の変化が激しいですからね。
※ジョギングが間違いでジョギンが正しいと言う人が居ないのが不思議。

conference
カンファレンス、コンファレンス。どっちも広まったのでどっちでもいいです。
元々はコンファレンスが広く使われていて、後から英語に近いカンファレンスが広まりました。
というか日本語使おうよ。


こうやってみると、日本語狩りに近い感じがします。
定着している言葉を間違っていると否定して潰していき、使いにくくさせます。
目的と手段を間違える人が多い気がします。


話がずれますが、面倒なのは英語ブームが加速している事!
何でもかんでも英語に置き換え、ルー大柴かよ状態です。
しかも理解しないで使っていますから、会話が大変です。
カッコつけや、営業の都合(相手を騙す商法)で発生しています。
やっかいなのは、会社や人によって意味がまったく違う事
理解しないで使っていれば、当然そうなりますよね。まるで伝言ゲームです。


■マメ知識
歌詞では、英語のスペルで書かれている場合は英語(アメリカ?)の発音、日本式の発音をする場合はカタカナで表記というルールがあります。